こんにちは。今日は「オンラインショッピングで安全に買い物するための注意点についてお話します。
オンラインショッピングは便利ですが、安全に利用するためにはいくつかのポイントを押さえておく必要があります。
今回は、デビットカードの利用方法とセキュリティ対策について詳しく見ていきましょう。
オンラインショッピングでデビットカードを使う利点
デビットカードは、銀行口座と紐づけされているため、支払いが即座に反映されます。これにより、クレジットカードと異なり、借金をすることなく予算内で買い物ができます。また、現金を持ち歩く必要がなく、特にオンラインショッピングでは非常に便利です。
安全に買い物するためのポイント
1. 信頼できるサイトを利用する
オンラインショッピングをする際には、信頼できるサイトを選びましょう。
格安で商品を購入できるサイトは悪質なお店の可能性が高いです。
購入後商品が届かない、もしくは届いた商品が実物と異なる等トラブルの原因になります。
こういったショップトラブルの場合は不正利用による補償をしてもらえない可能性がありますので、十分に注意しましょう。
また、SMSの広告から誘導されるショップも悪質なお店の可能性が高いです。
安物買いの銭失いとならぬよう、自己防衛していきましょう。
2. 3Dセキュアを利用する
3Dセキュアは、オンライン取引のセキュリティを強化するための本人認証サービスです。VISAの「Visa Secure」、Mastercardの「Mastercard ID Check」、JCBの「J/Secure」などがあります。これらを利用することで、追加の認証ステップが導入され、不正利用防止に一役買います。
3Dセキュアの仕組み
- 登録:カード発行会社のウェブサイトで3Dセキュアのサービスに登録。※登録が不要な場合もあります。詳細は銀行へ確認しましょう。
- 認証プロセス:オンラインショッピングの際に、3Dセキュア対応サイトでは追加の認証画面が表示されるため、ここでパスワードやワンタイムパスワードを入力することで、取引が完了。
- メリット:不正利用のリスクが大幅に減少し、安心してオンラインショッピングを楽しむことができます。
- デメリット:パスワード失念による購入機会の損失や、ワンタイムパスワード取得するためにメールやSMSを開くといった手間が発生します。
3. 定期的に取引明細を確認する
デビットカードの取引明細を定期的に確認し、不審な取引がないかチェックしましょう。万が一、不正利用が疑われる場合は、すぐにカード発行会社に連絡して対応を依頼しましょう。
デビットカードの不正使用による補償対応期間は30日が一般的です。
※クレジットカードは60日が一般的
補償期間を過ぎて銀行に申告した場合は補償対応はおこなってもらえず、引き落としされたお金は取り返すことが困難になります。そのため利用明細は必ず確認しましょう。
4. フィッシングメールに注意する
近年、AIの発展もありフィッシングメールが巧妙化され、それによる被害が増加しています。メールが届いたからといって安易にURLへアクセスし、そこからカード情報を入力することは絶対にやめましょう。
すべてのメールがフィッシングメールとは限りませんが、メールからの入力をやめるだけで被害は最小限に止められるはずです。カード情報を入力する場合は必ず、検索エンジン経由の公式サイト、またはお気に入り登録したリンクからアクセスした場合のみ、とするだけで不正利用を防ぐことができます。
その他、以下に注意しましょう。
- メールアドレスを確認する:メールの差出人とは別にアドレスも確認しましょう。よくわからないアルファベットの羅列で構成されている場合は要注意です。
- 文字の違和感を確認する:フィッシングメールは不自然な日本である場合が多く気づきやすいです。少しでもおかしい文章であれば要注意です。
- 配信元に確認する:フィッシングメールと判断がつかない場合は、配信元に確認しましょう。
5. カード情報は簡単に入れない!!
最近はサブスクリプションサービスの無料登録など、会員登録時にもカード情報を求めるケースが増えてます。そんな中流行っているのが、広告からの誘導されてカード情報を入力してしまい、不明取引が発生するケースです。
気付かないうちに自分で契約をサブスク契約をおこなっているので、厳密に言えば不正利用とは異なりますが、広告誘導が非常に悪質なため、簡単に紹介します。
自分でなんらかのサービスを無料で使おうとしている際に、広告をクリックしてしまい、求められるがままにカード情報を入力。その時点では引き落としは発生しませんが、無料期間が定められており無料期間を経過すると自動的に月額料金として引き落としが発生する、なんてケースが増えているようです。
自分が望むサービスが永久に無料であればカード情報を聞かれたりしないはずです。
カード情報を入れる=請求が発生する可能性があると覚えておきましょう。
あたりまえのことですが、なんらかの購入意思を持って買い物をする際にだけ、カード情報を入力しましょう。
まとめ
デビットカードを使ったオンラインショッピングは非常に便利ですが、安全に利用するためにはいくつかのポイントを押さえておく必要があります。信頼できるサイトの利用、3Dセキュアの導入、定期的な取引明細の確認、強力なパスワードの設定、公共のWi-Fiを避けるなどの対策を実施することで、安心してオンラインショッピングを楽しむことができます。
この記事が皆さんのオンラインショッピングに役立てば幸いです。何か質問やコメントがあれば、ぜひお知らせください!